「景気が良い」と言われると、生活実感は「まだまだ」という人も多いのではないでしょうか。そんな中、「値下げ」で消費を盛り上げる動きも出てきています。
まだ、お財布のヒモはかたいままです。
「あんまり贅沢はできない。ちょっと安いものを選んだり、魚が最近高いから(鶏の)胸肉が安いからそっちに行ったり」
物価の変動を反映させた5月の実質賃金は26か月連続のマイナスと過去最長を更新しました。33年ぶりとなった歴史的な今年の賃上げ率を反映したもの。下落幅は縮まっているとはいえ、依然として物価に賃金は追いついていません。
「物価を抑えながら賃金が上がっていくことがベスト。建築業界なので賃上げはなかった。しんどいですよね」
節約志向が消費に影を落とす中、「大型セール」で消費を盛り上げようとする動きも。
記者
「今回のセールでは、この扇風機がおよそ2割引、トースターも2割引、そしてこのテレビはおよそ4割引で購入できるということです」
20万円のテレビが8万円安くなったり、この夏、必需品となりそうなエアコンは1万円お得に。
イオンリテール 伊藤竜也 営業企画本部長
「今の値上げ、円安含めて、なかなか消費環境は厳しい。景気を良くしていきたいと考えている。お客様の買い物スイッチを入れていく」
小売り業界ですすむセールや値下げの動きに、専門家はこう指摘します。
みずほ証券 小林俊介チーフエコノミスト
「当然、家計にとってはありがたい話。一方で企業が値下げをするということは、賃金に分配するための原資が減っていくということ」
値下げはうれしい反面、企業の利益を減らし、賃上げにブレーキをかける恐れもあり、物価と賃金のバランスを取りながら好循環を実現できるかが、今後の焦点となります。
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