長年にわたって警察活動に協力したとして、大分市の医師が警察庁長官から民間に贈られる最高位の「警察協力章」を受章しました。

受章したのは、大分市田中町の県警嘱託医(伊東Kクリニック)の伊東啓さん(75)です。

伊東さんは長年にわたって、警察からの依頼でおよそ2000人の遺体を検案して、死因の特定に協力。2003年4月からは留置施設での健康診断や診察も行い、その活動が評価されました。

11日は伝達式が行われ、大分県警の種田英明本部長から伊東さんに警察協力章が手渡されました。

(県警嘱託医・伊東啓さん)「今まで頑張ってきて、こういった賞をもらえてうれしい」

また、長年地域の防犯活動に取り組んでいる日田市の大鶴防犯協議会と、警察犬指導士として鑑識や行方不明者の捜索に協力した豊後大野市の板井正則さんにも感謝状が贈られました。