県内で飲酒運転事故を起こした人のうち、約3割を建設業で働く人が占めています。これを受け、福岡県警は建設業関連の5つの団体と、飲酒運転撲滅に向けた協定を締結しました。

「飲酒運転の撲滅に関する協定」の締結式が18日開かれ、福岡県警の小久井信行交通部長が、建設業関連の5つの団体の代表と協定書を取り交わしました。
この協定には、5つの団体が加盟する約3350社などに対し、飲酒運転撲滅に向けた広報・啓発活動をすることなどが盛り込まれています。
警察によりますと、今年1月から7月末までに飲酒運転事故を起こした人のうち、約3割を建設業で働く人が占めているということです。

福岡県建設業協会 黒木篤会長「飲酒運転のない安心安全な社会の実現に向けて、我々も積極的に自発的に取り組んでいきたい。目指すは飲酒運転ゼロ」

福岡県警は、協定の締結をきっかけに「飲酒運転撲滅の更なる定着を目指したい」としています。