県は、この感染拡大の要因のひとつが「お盆期間の人流の増加」とみていて、実際にお盆期間中の北陸新幹線の利用客数は去年の倍以上に増え、新型コロナ感染拡大以降もっとも多くなったことがわかりました。

JR西日本によりますと今月10日から17日までの8日間に北陸新幹線を利用した人は「かがやき」と「はくたか」あわせて18万1000人で、前年比では236パーセントと大幅に増加しました。

お盆期間の利用客数としては、新型コロナの感染拡大以降、最多となります。一方で新型コロナ感染拡大前の2018年と比べると、6割あまりにとどまっています。

新幹線の利用のピークは下りが11日で、乗車率は最大95パーセント。上りのピークは14日で最大乗車率は93パーセントでした。

JR西日本は「行動制限のないお盆となったことで大きく増加した」とする一方、「新型コロナ第7波の影響で全体的には依然、低調な状態が続いている」としています。