愛媛県の内子高校小田分校の生徒が地元の農家と一緒に栽培したピーマンを収穫して食べるイベントが内子町で開かれ、生徒たちが地元の特産品を堪能しました。
10日は内子高校小田分校の2年生8人がまず地区の集荷場を見学し、ピーマンが出荷されるまでの過程を学びました。
内子町の小田地区はピーマンが特産で、JAえひめ中央では地元の農産物を知ってもらおうと去年から生徒と一緒におよそ2アールの畑でピーマンを栽培しています。
見学を終えた生徒たちは畑に移動し、今年の4月から愛情をこめて手入れしてきたピーマンの収穫作業にあたりました。
生徒ら
「うお、切れましたやったー」
「ほんと草刈りとか暑い中厳しかったのでだいぶ愛着湧きますね」
そして1ケース分およそ8キロのピーマンを収穫した生徒たちは、早速地元の生産者らと一緒に採れたての食材で料理作りに挑戦。やきそばなど7品を作りました。
小田産のピーマンは独特の苦味がなく肉厚でみずみずしいのが特長だということで生徒たちは出来上がった料理を美味しそうに頬張っていました。
生徒ら
「めっちゃくちゃ美味しいです。ピーマン自体あんまり昔から食べてこなかったんですけど、きょう全部(料理が)ピーマンで食べてみてめちゃくちゃ美味しかったです」
JAによりますと小田地区では生産者の高齢化が進んでいて、担当者はこうした機会を通して若い世代に地元の特産品や農業の役割に関心を持ってもらえらばと話していました。
高校生が育てたピーマンは、11月中旬まで収穫が行われ、分校の寮で暮らす生徒などに振舞われるということです。
			
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