香川県高松市の大西市長は、屋島山上で昨年度行った自動運転バスの実証調査を踏まえ、レベル4の無人自動運転サービスを来年度以降、できるだけ早く実現したいとの考えを示しました。

(大西秀人高松市長)
「令和7年度以降でというのは、できるだけ早くレベル4の自動運転に持っていけたらというふうに思っているということでございます」

実証調査は、今年2月から3月にかけて屋島山上地区で行われました。乗車した約500人へのアンケートでは、自動運転バスの将来性などについて「期待できる」「ある程度期待できる」の答えがあわせて97%を占めたということです。
一方で、「乗車定員が少ない」「濃霧などが運行に影響する」などといった課題を解決するため、中型バス車両を使ったレベル4の無人自動運転サービス実施にむけた調査を今年度から行うことにしたものです。
高松市と関係団体とで合意できれば、来年度以降、実証調査をJR屋島駅と山上駐車場の間で行い、実用化を目指していくことになります。














