山口県宇部市の小学生が9日、食育の一環で、山口県産の「はだか麦」を使ったみその仕込みを体験しました。

食への関心を深めてもらおうと、周南市の「シマヤ」が開きました。川上小学校の5年生71人が、みそについて幅広い知識を持つ”みそソムリエ”から作り方を学んだあと、仕込み開始。

県産の「はだか麦」使った麦麹と塩を混ぜ、煮てつぶした大豆を加えます。こうしてつくった「みそ玉」を勢いよく容器に入れると空気が抜け、おいしく仕上がるということです。

5年生児童
「混ぜたり、潰したり作業は大変だったけど楽しかった」

5年生児童
「(みそ作りは)初めて知ったことだから、勉強になったし、よくわかってうれしかった。」
シマヤ本社営業部 みそソムリエ 原田大介理事
「山口県で最も食べられている麦みそ、この麦みそ文化を次の世代に伝えていく…これがこの授業を通じてやっていくことができれば」

子どもたちが仕込んだみそはシマヤで預かって温度管理し、3か月ほど発酵させます。でき上がったら、味噌汁にして味わう予定です。