新型コロナの感染拡大で乗務員の確保が難しくなったとして路線バスの一部を運休している西鉄は18日、運休期間を2週間延長すると発表しました。

西鉄によりますと運休の期間は今月8日から21日までの予定でしたが、来月4日まで2週間延長します。

対象となる路線バスは、福岡地区のキャナルシティライン線と都心循環のBRT線の全便。それに北九州地区の小倉~黒崎・折尾線と小倉戸畑線の連節バスで運行する全ての便です。

西鉄では17日時点で乗務員95人が新型コロナに感染、または濃厚接触者となっていて、多くの乗務員が業務ができない状況が続いています。

ただ、乗務員の確保にめどがたった場合、来月4日よりも早く通常ダイヤに戻す可能性もあるということです。

一方、昭和バスも乗務員の確保が難しくなったとして、糸島コミュニティーバス「市街地循環線」を今月31日まで運休します。