北九州市の旦過市場一帯で大規模な火災が発生したことを受け、北橋市長は、火災予防対策を根本的に見直す方針を明らかにしました。

北九州市 北橋健治市長「短期期間で大火が2回あった。火災予防対策の必要性を重く受け止めています」

北九州市の北橋市長は18日の会見で、今月10日に発生した旦過市場一帯の大火災の被害が45店舗、延べ床面積は約3300平方メートルだったことを公表しました。

市場一帯では、今年4月にも42店舗を焼く大火災が起きていて、この火事の後、消防は旦過市場などの店舗については、防災設備の点検を実施したものの、「新旦過(しんたんが)」地区については、営業再開の連絡を受けるまで点検を延期していました。

北九州市は、飲食店などが営業を再開する際には、消防が点検できるような仕組みを検討するほか、防火指導のあり方についても根本的に見直しを検討し、実行したいとしています。