理事長は「まるで接待でもしているかのような対応」

また、第三者委員会は保護者や生徒への対応にも問題があったと指摘。

亡くなった男子生徒が全身にやけどを負い、ドクターヘリで搬送されたが、保護者は病院に到着するまで、学校側から命の危険があるとは知らされていなかったという。

病院で理事長と面会した保護者は、「まるで会合の接待でもしているかのような対応」で謝罪の意は感じられなかったと話している。

また事故後も警察や消防による現場検証を行われる中でも約50分間にわたってバーベキューは続行され、生徒を移動させるなどの適切な対応を取らなかったと批判された。

最終的に第三者委員会は、理事長による「強権的な経営体質」が変わらない限り、同様の事故が再発する危険性が極めて高いと結論づけた。