アルコールを投入した職員 直前に理事長から叱責
報告書では理事長による日常的なパワハラ的な行為の可能性も指摘された。
職員たちの証言によると、事故の約1週間前に、コンロにアルコールを投入した20代の男性職員が遅刻し、理事長が「退職届を書かんね」などと大きな声で叱責した。
報告書より
職員
「男性職員は何も判断がつかない状態まで追い込まれていた様子だった」
男性職員自身も「バーベキューの時に自分たちのクラスで食べるのが遅くなって、怒られるのが嫌だった」と話している。
ほかにも「怒鳴られて退職を考えた」「理事長は時期によって“ターゲット”を決める」などと、理事長によるパワハラ行為を伺わせる内容が列挙されていた。