7月5日、高知市で水泳の授業中に男子児童が溺れ、死亡しました。高知市教育委員会は、校長会で今年度の水泳の中止を呼びかけていて、教育委員会の認識では、全ての市立小中学校で授業が中止されています。

7月5日、ろ過ポンプの故障のため、南海中学校のプールを借りて行われていた長浜小学校の水泳の授業中、4年生の男子児童が溺れ、死亡しました。市の教育委員会は7日、臨時の校長会を開催。教育課程の編成を行う各校長に、今年度の水泳授業の中止を依頼していました。市教委は、それぞれの学校に実際に水泳の授業を中止したかどうかは確認していませんが、「7日の校長会で理解をえられた」としていて、全ての小中学校で中止しているという認識です。ただ、テレビ高知が取材した保護者の中には「中止という連絡を直接受けていない」という保護者もいて、情報が行き届いていない部分もありそうです。

事故については今後、第三者による検証を行って、水泳授業のあり方を探っていく方針です。