来年2月に実施される見通しの北九州市長選をめぐり、元官僚の武内和久氏が17日、正式に立候補を表明し、多選について批判的な見解を示しました。一方、現職の北橋市長は「9月議会までに結論を出す」と、5期目をめざすかどうか明言を避けました。

武内和久氏「次の北九州市長選挙に立候補します!」

元厚労省の官僚で会社経営者の武内和久氏は17日、市内で会見を開き、次の北九州市長選挙に立候補することを正式に宣言しました。現職の北橋市長は現在4期目で69歳です。多選について、武内氏は批判的な見解を示しました。

武内和久氏「優れた指導者でもあっても、新しい風を入れていくということは、持続的な成長と発展のためにはとても重要なことだと考えています」

一方、北橋市長は次の市長選への出馬について17日朝、次のようにコメントしました。

北橋健治・北九州市長「9月には、議会が始まります。決算を審議する場でございますので、それまでにはともちろん思っています」

北九州市長選をめぐってはこのほか、共産党が候補者擁立の動きを見せています。