今週、女子ゴルフの国内ツアー「資生堂レディスオープン」で待望のツアー初優勝を飾った岡山市出身の桑木志帆選手。大会を終えた今の心境とこれまで支え続けた両親への思い、そして今後の目標を聞きました。

(桑木志帆選手(岡山市出身))
「やっぱり『ようやく』という感じですね」
6月30日、悲願の国内ツアー初優勝をおさめた岡山市出身の桑木志帆選手です。
(桑木志帆選手(岡山市出身))
「やっぱり去年すごく悔しい思いをした大会なので、その大会で一番いい形で締めくくれたので」
1年前プレーオフで敗れ、惜しくも優勝を逃した今大会。昨年とは違う強さをみせました。
トップと1打差の2位タイで最終日をスタートした桑木選手。前半でスコアを1つ伸ばし、首位タイで迎えた16番のロングホール。3打目をピンそばにつけるスーパーショット。バーディを奪い単独首位に浮上します。
そして迎えた最終18番。最後まで流れを途切れさせず、初優勝を掴み取りました。

(桑木志帆選手)
「去年の忘れ物をとりにきたということで、本当に忘れものを取りに来られて本当によかったと思います」
悔し涙を喜びの涙に変えた桑木選手。この一年の「メンタル面の強化」が勝利の理由の一つと振り返ります。
(桑木志帆選手)
「メンタル面で成長を一番に感じたんですけど、パターが最近すごく調子がよくて、緊張も少しはしたんですけどいつも通りフラットな精神状態で臨めたので、長いパットも入ってくれたかなと思います」
「今年もトップ10には入っていたんですけど、最終組で回っても最後崩してしまったりというのが続いていたので、それが悔しかったんですけど、その経験が全て今つながって、優勝できたのかなと思っています」

桑木選手がゴルフを始めたのは4歳の時。父・正利さんの影響でした。
実力は間もなく認められ2021年、プロテストに合格。全国転戦が続く中、正利さんはどんな時も練習場や試合会場で娘の姿を見守り続けてきました。そんな父親も今大会は、いつもと違う何かを感じていたといいます。

(父 正利さん)
「なんとなく雰囲気が『やってくれるんじゃないかな』みたいな雰囲気が出てましたね。『気負わず、冷静に』という感じでした。(優勝が決まった時も)あんまり実感わかなくて、いつも通り試合が終わったみたいな感じでしたね、勝ったのかみたいな」
父親だからこそ今ではこんな変化も感じていると話します。

(父 正利さん)
「反抗心が大きくなったなと思います。昔はね、いい子で『ごめんなさい』とかよく言ってたんですけど、今はごめんなさいの『ご』の字もないですよね(笑)」
(桑木志帆選手)
「そんなことないと思います(笑)」
父と二人三脚で掴んだ国内ツアー初優勝。正利さんは今後も変わないサポートを続けるといいます。
(父 正利さん)
「まずスタート地点に立ったと思って、2勝、3勝すれば実力だと思ってもらえると思いますので、そこは期待します」
優勝直後の今、その目標は…

(桑木志帆選手)
「いい流れで来ていると思うので、まずは優勝した次の週はしっかり予選に通ることを目標にしているので、2勝連続したいなという気持ちは抑えて、またいつも通りプレーしたいと思います」
ここから、また新たなスタートラインにつく桑木選手。将来の目標については…
(桑木志帆選手)
「やっぱり昔から同郷の渋野日向子ちゃんはすごく目標にしていて、私も大舞台で戦えるような強い選手になっていきたいと思います」

「私もすごく岡山が大好きなので、私のプレーや優勝を見て、元気になってくださる方が1人でもいればいいなと思っていつもプレーしているので、また勇気や希望を与えられるように優勝目指して頑張りたいと思います」
渋野日向子選手からはSNSで優勝を祝うメッセージが届いたということです。













