声かけしないまま投げてしまった…
部員のほか顧問教諭も練習に加わり、砲丸を投げておりました。砂場の周辺では他の陸上競技部員が練習を見学していたのであります。その後、別の顧問教諭が現場に来たことから、最初に練習に付き添っていた顧問教諭と交代をしました。
午後4時35分ごろに交代した顧問教諭が砲丸を投げたところ、その砲丸重さ4.5キログラムが左側にそれ、砂場に外側、左前方にいた1年生部員の右側頭部に直撃し、当該生徒はその場に倒れこみました。養護教諭が事故現場において、当該生徒の様子を確認しました。
生徒には意識はありましたが、生徒本人は自分に何がおきたのか全く分かっていなかったとのことであります。このあとすぐに校長の指示で救急車を要請しました。
午後4時50分ごろに病院に向け当該生徒の搬送が開始され、搬送先の富山市民病院で検査を行ったところ、右側頭部の頭蓋骨が陥没骨折していることが判明しました。
午後8時ごろから手術を行うことになりまして、手術は午前0時ごろに終了すると保護者からお聞きしております。
当該生徒の本日の様態ですが、手術後に集中治療室において治療を受けていますが、現在受け答えができ、命に別状はなく、会見前の時点でお伺いした時点ではありますが、本日MRIなどの検査を受けて、一般病棟に移る予定だとお聞きしています。
事故現場の様子につきましては、お手元に配置しておりますので、そちらの方をご確認していただければと思います。
事故発生時におきまして、砲丸を投げた顧問教諭は安全確認をしておらず、当該生徒に気づかないまま、また、声がけをしないまま砲丸を投げてしまったということであります。当時の安全確認に問題があったものと認識しております。
今回の事故発生をおきまして、事故にあわれた生徒と保護者、ご家族の皆様心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。















