紛争が続くイスラエルとパレスチナの学生に交流の場をつくり対話を推進する合同会議が17日、福岡市で始まりました。

福岡市早良区の西南学院大学で行われた「日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議」の開会式には3つの国と地域の学生計22人が参加しました。

この会議は紛争が長引くイスラエルとパレスチナの学生に交流の場を作り対話を推進するため2003年から始まったものです。

日本の学生は、地理的・文化的に離れたこれらの地域の紛争について対話を通して関心を高めることを目的としています。

この会議が福岡で開催されるのは今回が初めてです。参加する学生は今月26日までに複数のテーマについて議論を交わし、大刀洗平和記念館や長崎原爆資料館などを見学することになっています。