岡山県備前市が市内の中高生らを対象に地元出身のドジャース・山本由伸投手を現地で応援するツアーを計画していることについて、ツアー参加者が一部市民に限られるのは不公平だとしてきょう(2日)、一部の市民が住民監査請求を行いました。

きょう(2日)、監査委員事務局に住民監査請求を提出したのは備前市に住む22人です。備前市が企画するツアーに参加できる中高生が市民の一部に限られるのは地方自治法に違反しているなどとして、ツアー予算の執行差し止めを求めています。

(住民監査請求を提出した市民の代表 桐山宗義さん)
「市民感覚がずれているんじゃないかな。(税金を)使うべきところに使ってないのでは。使うべきところに使ってほしい」

ツアーは、備前市出身の山本由伸投手が今シーズンからメジャーリーグのドジャースに所属したことを受けて決まりました。夏休み期間中に市内の子どもたち200人を、ドジャースの試合観戦やロサンゼルスの観光などに招待するものですが、希望者が定員を上回った場合は抽選となることが決まっていました。

(吉村武司備前市長(吉の上は「土」))
「備前市全体で山本選手を応援したいと考えております」

備前市は2月の新年度予算案で参加者の旅行費用の一部30万円を補助するとして6000万円を計上。議会では「子どもたちの家庭環境で、参加できる人が限定されるのでは」との意見も出ましたが、予算案は可決されました。