政府は、脱炭素に向けた新たな国家戦略をつくるための会合を開き、専門家からは「AI=人工知能などを最大限活用することが脱炭素には必須」との意見があがりました。
岸田総理
「エネルギーの将来戦略が一国の国力そのものを大きく左右する時代を迎えている」
初めて開かれた有識者会合には、AIの専門家やNTT、アメリカのマイクロソフトの幹部らが出席し、2040年の脱炭素の方向性を示す新たな国家戦略の策定に向けて、政府が意見を聞きました。
国内では大量に電力を使うデータセンターの建設が相次いでいて、電力の安定供給と脱炭素の両立が課題となっています。
出席した専門家からは、「AIを含めたデジタル技術を最大限活用することは脱炭素に必須」「天候や電力需要の予測にAIを活用し、再生可能エネルギーの需給を最適化できる」といった意見があがりました。
政府はこうした有識者からの意見などを踏まえ、脱炭素を目指す新たな国家戦略を年内に取りまとめる方針です。
注目の記事
「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった
