16日、地域によっては激しい雨にびっくりされた方もいらっしゃると思いますが、これから18日にかけても大雨に十分な注意が必要です。

気象台 担当者
「これから18日にかけ前線が西日本に停滞する見込み」

大雨の予報を受けて、島根県は16日午後、関係課長会議を開き、今後の対応を確認しました。
気象台によりますと、山陰地方はこれから18日にかけ、局地的に雷を伴った1時間に30ミリから50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。

石川博康 気象予報士
「今回の雨。ポイントが2つあって『一つは警戒すべき期間が長い』こと。『もう一つは激しく降る時間帯が2回あること』なんです。天気図見てみると北海道などで大雨を降らせた前線がこのあと山陰地方に南下してくるんですね。この前線なんですが、木曜日ごろまで居座る可能性があって雨が長引くおそれがある。」

「さらに大雨のタイミング、2回ありそうなんです。1つ目が16日夜から17日の朝にかけて。島根県を中心に滝のように降る時間帯がありそう。そして一旦雨は小康状態となりますが、17日の夜遅くから未明にかけて再び雨が強まるおそれがある。」

今後24時間で予想される雨の量は多いところで50ミリから200ミリとなっています。

また、国土交通省出雲河川事務所は先ほど、中海の水位が上昇しているとして氾濫危険情報を発表しました。今後の気象情報、防災情報に十分ご注意ください。