岡山県警は、今年上半期の少年非行の状況をまとめました。人数は10年連続で減少し、過去最少となっていますが、非行率は全国でワースト6位となっています。

岡山県警のまとめによりますと、今年1月から6月までに岡山県内で「刑法犯により検挙・補導された20歳未満の少年の数」は208人で、前の年に比べて6人減り過去最少となりました。

一方で「10歳~19歳の少年の人口1000人に占める刑法犯少年の割合=非行率」は1.07人で、全国ワースト6位となっています。

特に「大麻取締法違反で検挙・補導された少年」の数は去年より15人増えていて、「17歳以上で仕事をしている少年が罪を犯すケース」が目立つということです。
岡山県警は、小学校や中学校などでも薬物乱用防止教室を開くなど、引き続き非行防止策を進めていきたいとしています。