男性は、寒気と腹痛を訴えていて病院に搬送されました。診断の結果、肋骨の骨折や、すり傷など1週間の入院加療の必要があるということです。
男性は、26日午後6時頃から釣りをするため、1人でプレジャーボートに乗船しマリーナを出港。由良川河口沖で魚釣りを行い、午後10時45分頃、釣りを終え帰ろうとしていた際、船尾から追い波を受け、バランスを崩して落水。その後プレジャーボートも転覆してしまったということです。
境海上保安部によりますと、事故発生当時の付近の天候は晴れ、北東の風2メートル、波やうねりはほとんどなかったということですが、海側と河口側の波が重なり、予想外の波が発生したのではないかとみています。
境海上保安部は、海の状況などをしっかりと確認しながら慎重に航行してほしいと注意を呼び掛けています。