円安が加速しています。外国為替市場で円相場は1ドル=160円台なかばと37年半ぶりの歴史的円安水準が続いています。中継です。
節目の160円を突破した円相場は、ニューヨーク市場で1ドル=160円80銭台まで下げまして161円に迫りました。一夜明けたきょうも、その勢いは止まらず、現在は1ドル=160円47銭で取引が続いています。
アメリカの経済は依然堅調で、円安の要因となっている日米の金利差が当面、縮まらないとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まっています。
市場では、政府・日銀が円安を阻止するために為替介入に踏み切るのではとの警戒感が高まっています。
鈴木俊一財務大臣
「特に経済に対する影響というものについては強く懸念をしております。高い緊張感を持ってこの(為替の)動きの背景も分析をしてですね、必要に応じて必要な対応を取ってまいります」
鈴木大臣は改めて市場をけん制しましたが、政府・日銀は4月下旬から5月にかけて9兆7000億円あまりの為替介入に踏み切ったものの、わずか2か月で介入前の水準に戻りました。
日米の金利差が埋まらない中、政府・日銀が為替介入を行うのかどうか、市場とのにらみ合いが続いています。
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