100万人に1人の「KID症候群」皮膚の症状・角膜炎・難聴も

千尋ちゃんは、2日前に歩けるようになったばかり。福岡市内で3歳のお兄ちゃん・珀(はく)くんと両親の家族4人で暮らしています。

千尋ちゃんの母親 満生雛子さん(27)「ちーちゃんは癒やしの存在、家族の間で天使の子って言っている感じで、ちーちゃんがいるだけで、みんな幸せになれている気がします。」

去年3月に生まれた千尋ちゃん。生まれてすぐ、魚鱗癬の症状が疑われ、生後9か月のころ、魚鱗癬の一種である「KID(けーあいでぃー)症候群」と診断されました。

「KID症候群」は皮膚の症状に加え、角膜炎と難聴の症状が出る病気で、発症は100万人に1人と言われています。
現在、治療法は確立されていません。
人にうつることはありません。