“人のために行動する” 信念が試されたか…

その後、二人は救助されました。堅田さんがとっさに動けたのは、高校時代にサッカー部のゴールキーパーとして、チームを支える側に徹していたからこそ…。当時の恩師から、自分のプレーはチームのためにある役割なのだと、よく語っていたそうです。

堅田駿也さん:「コーチから“人のために行動する”とか、“人間として”っていうのを多く学ばせてもらったんです」

24日、堅田さんの迅速な判断と勇敢な対応に、警察の感謝状が贈られました。以前から人のためになる職業に就きたいと考えていた堅田さん…。

堅田駿也さん:「将来の夢は警察官になって、困っている人や苦しんでいる人を助けたいと思います」

とっさの判断で溺れている男の子の命を救ったのは、未来の警察官でした。