九州南部から四国全域まで管轄 新田原救難隊
新田原基地ではF15などの戦闘機の姿が目立ちますが、基地にはほかにも様々な役割を担った航空機が配備されています。
その一つが「救難隊」の保有する航空機です。

(新田原救難隊パイロット 尾形航大さん)
「戦闘機が、もし、パイロットが何かしらの不具合であったり、事故等で脱出した場合に、そのパイロットを探して救助するのが我々の第一任務です。その技術を生かして、国内で大きな災害があった際に、孤立している方だったり、被害状況の把握のために任務に飛ぶことがあります」

新田原救難隊は九州南部から四国全域までが管轄となっていて、今年4月、愛媛県で震度6弱の地震が発生した際にもすぐさま隊員たちが出動しました。


(新田原救難隊パイロット 尾形航大さん)
「(愛媛の地震の時は)夜中だったが、発災から約1時間ほどでこちらの航空機を使って、実際に被害情報の収集にあたっています」

こちらは主に捜索を担う救難捜索機U125A。
パイロットや救難員、それに、レーダーなどを操作する機上無線員も搭乗します。
(新田原救難隊パイロット 尾形航大さん)
「この航空機はビジネスジェットとしていう原型だったので、一部、旅客機と変わらないような座席になっている。基本的に探すものについては、一式そろっている航空機になっている仕様」
















