クマ追い払う装置を設置したばかり
女性の息子「これクマの足跡ですね。爪がこっち向いているのでこっちに来たんじゃないですかね」

中に入ってみると、クマが食べたのか、保管していたコメは袋が破かれ、散乱していました。
相次ぐクマの目撃に、この家では前日に、音と光でクマを払う装置を設置したばかりでした。それだけに、不安は募るばかりです。
女性の息子「ここまで被害が大きくなるのは過去に例がないので、これから生活のほうも考えていかなければならない」
今年、県内で目撃されたクマの数は281件。去年の同じ時期と比べ91件多くなり、過去最多のペースで増え続けています。警察は、現場周辺のパトロールを強化するとともに、注意を呼びかけています。
県によりますと、夏は山にエサがなくなり、クマが人里に近づくシーズンだということです。山あいの地域では、エサとなる生ごみを外に放置しないよう呼びかけています。万が一、遭遇した場合は、正面を向きながらゆっくり後ずさりし、刺激しないよう距離をとるようにしましょう。














