日本で2番目に広い湖・茨城県にある霞ヶ浦で、いま、「アメリカナマズ」の不法投棄が問題に。異臭が漂うなど、環境への影響が心配されています。
■相次ぐ「アメリカナマズ」の不法投棄に地元住民困惑
「もう本当にいい加減にしてもらえませんか?」
SNSに投稿された、怒りの声!一緒に投稿された写真には、大量の魚が無残にも捨てられています。
問題の現場は、茨城県にある霞ヶ浦。
写真を投稿した男性は、6月、ここで異様な光景を目撃したといいます。
かすみがうら市地域おこし協力隊 長里涼平さん
「最初に発見したときが、20匹以上が干からびた状態でここに散乱していた」
放置されていたのは、特定外来生物に指定されている「アメリカナマズ」の死がい。
6月、相次いで不法投棄が確認されたといいます。
長里さん
「たぶん、今回捨てられていた個体はアメリカナマズをターゲットにした釣りじゃなくて放置された」
実は霞ヶ浦では、近年「アメリカナマズ」が大量に繁殖。
ここでは釣ったその場で、魚を放すか、持ち帰って食べたりすることなどをお願いしています。
しかし、釣り人の中には、そのまま放置していく者もいるというのです。
霞ヶ浦では、昔から養殖の「アメリカナマズ」が名産にもなっており、地元の人からもマナーを守ってほしいとの声が…
あたりや食堂 店主 高橋勝男さん
「まあ、自分たち養殖もの使っているんで…不法に捨ててっちゃうとなると、悪臭が発生するんでちょっと残念かなとは思いますけど」
霞ヶ浦を管理する国土交通省によると、パトロールなどを実施し、「マナーを守って釣りをするよう」、呼びかけているということです。
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