人手不足が課題となっている介護現場の業務の効率化に向けた長野県の「革新会議」が17日、初めて開かれました。
長野市で開かれた会議には、高齢者施設の運営者や学識経験者など11人が出席し、タブレットやパソコンを使った管理システムなど、介護現場へのICTの導入などについて意見交換しました。
出席者:
「介護の現場は手作りの部分が多すぎるので、これを使ってといっても合わないものが多いと思う」
出席者:
「介護職員はいままでは利用者さんと触れ合ったり利用者さんの笑顔を引き出したり、そういうものに非常に力を使って研修をしてやってきて、いきなり生産性(向上)でロボット入れろ機械を入れろと言われると、真逆のことを言われているような感覚があると思う」
県は、専用の相談センターを10日に設置していて、介護現場の環境改善につながる機器やロボットの導入などをさらに進めることにしています。
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