イスラム組織ハマスの指導者は、アメリカのバイデン大統領が公表したパレスチナ自治区ガザでの戦闘停止などに向けた案について、ハマスの方針と「原則として一致している」などと述べました。
ハマスの指導者・ハニヤ氏は16日、テレビ演説し、イスラエル軍との戦闘停止や人質解放について「包括的な合意の用意がある」などと前向きな姿勢を示しました。
そのうえで、先月末にバイデン大統領が公表した3段階からなる停戦案については、ハマスの方針と「原則として一致している」と述べました。
停戦案をめぐっては、ハマスが提案に修正を加えて回答し、イスラエル側はこれに対して「すべての主要かつ重要な条件が変更されている」などと反発していて、交渉は依然、難航しています。
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