新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない中、注目されているサービスがあります。
インターネットで注文を受け商品を自宅まで届けるネットスーパー。
東海地方を中心に展開するスーパーマーケットの「バロー」が3年前から岐阜県内で行っているサービスで、生鮮食品や日用品などおよそ1万の商品を注文でき、税別5000円以上のなら送料無料で配達します。
このサービスの利用が急増しているといいます。

(ネットスーパーainoma 山田唯貴さん)
「第7波で増えてきた。以前と比べると2倍くらいの注文がある」

背景にあるのは感染の急拡大による自宅療養者の増加です。
注文の急増でスタッフも朝から大忙し。
注文されるのは、冷凍のうどんや電子レンジであたためるごはんなどすぐ食べられるようなものが多いといいます。


配達員も次から次へと配送に追われます。
手渡しではなく、玄関先に商品を置いていきます。
(利用者)
「自宅療養になってしまったので、これを機につかってみようかなと」
この利用者は家族4人全員が新型コロナに感染。
買い物に行けないため、今回、はじめてネットスーパーを利用したといい、便利だと話していました。