きのう、山形県中山町のさくらんぼ畑で、さくらんぼ、およそ10キロがなくなっているのが見つかり、警察が窃盗事件として調べています。

警察によりますと、きのう、中山町金沢にある鈴木和則さん(69)のさくらんぼ畑でさくらんぼの実が木から軸ごともぎ取られているのが見つかり、鈴木さんが警察に通報しました。


盗まれたのは紅秀峰およそ10キロ時価5万円相当で、畑に50本ある木のうち1本からとられていました。

盗まれた実は手の届く範囲にあるものでした。

さくらんぼはビニールハウス内で栽培され、周囲はネットで囲まれていました。

ネットが破られた形跡は確認されていません。


鈴木さんは、きのうの午前7時半ごろまで収穫作業をしたあと畑を離れ、午後3時ごろ畑に戻ったということで、警察では、鈴木さんが畑を離れている間に何者かがさくらんぼを盗んだとみて調べています。


今シーズン県内で確認されたさくらんぼの盗難被害はこれで3件目で、警察は、さくらんぼ畑で不審な人や車を見つけた場合、その場で通報するよう呼びかけています。