再建される首里城正殿の屋根に取りつけられる装飾品の木彫刻「懸魚(げぎょ)」が完成し、報道陣に公開されました。
首里城公園で11日に公開されたのは、里城正殿の屋根の正面にあたる唐破風(からはふ)や側面の入母屋(いりもや)に取りつけられる装飾品の木彫刻「懸魚」です。
「懸魚」には屋根の一番高い所につかわれる棟木を隠す役割に加え火除けの願いも込められているということです。
「懸魚」は福井県の彫刻家、鈴木良一さん・美央さん夫妻が手がけたもので、今年3月から過去の写真などをもとにして檜を彫りすすめ、識者の監修を受けながら約3か月かけて仕上げました。
▽山本信幸 総棟梁
「(出来は)非常にいいと思います。」「平成(の再建)でも私関わったものですから、平成と比べても、よりシャープになったなという印象ですね」
「懸魚」は今後、正殿の屋根に仮で取りつけて位置を調整したあとに再び外され、塗りの作業に入る予定だということです。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
