2023年の1年間に沖縄県内で発生した労働災害が、統計開始以来、最多となったことが沖縄労働局のまとめで分かりました。
沖縄労働局によりますと、2023年の1年間に県内で発生した労働災害の死傷者数は1467人と、2022年より145人増加し、1972年の統計開始以来最多となりました。死亡者数も2022年から4人増え、6人となっています。
産業別ではスーパーなどの商業分野が最も多く259人、次いで介護施設や病院などの保健衛生業が242人となっています。年齢別では50歳以上が全体の半数以上を占めています。
沖縄労働局は年齢の高い労働者の事故や、重大な被害につながる転落事故の防止などを中心に、各企業や団体と連携をとりながら対策を行っていくことにしています。
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