地震で畑に亀裂が入るなど大きな被害を受ける中、農家を応援するため地元産のアスパラガスを使った給食が、11日から石川県輪島市で始まりました。

輪島市町野町のアスパラガス農家・井上昭二さん(77)は、避難所から畑に通いアスパラガスの栽培を続けています。

JAのとアスパラ部会・井上昭二部会長「やっぱり都合悪い。家から物を持ってくるにしたって担いで持ってこないといけないし、水も用水ダメやから来ないし、上から(雨が)降ってくるが待っているんやけど」

井上さんは、これまで2000平方メートルの畑でアスパラガスを作ってきましたが、年明けからは地震の影響で半分ほどの面積しか栽培できていません。それでも丹精込めて作ったアスパラを大勢の人に食べてもらいたいと話します。

JAのとアスパラ部会・井上昭二部会長「みんなおいしいわー、井上の(アスパラガス)柔らかいしおいしいわって言ってくれたらありがたいわ」