青森県田舎館村で8日、国内最大級のドローンを使って空中から種もみを播く、直播きの実証実験が行われました。

ドローンは長さおよそ4メートルで、最大70リットルを積載できます。2月に導入した田舎館村の農業法人ライスファクトリーは75ヘクタールの水田ではれわたりなどを栽培していて、今年初めて種もみの直播き栽培に取り組みます。ドローンは田んぼの上を飛行して機体の下から種もみをばらまいたほか、除草剤の散布や鳥よけのテグスを張る作業も行ないました。

※ライスファクトリー白戸陽平社長
「普通に田植えをする移植栽培に比べれば時間が短縮できて労力も減らせることを考えればメリットの方が大きいと感じる」

種もみは2週間ほどで発芽し、今後は発芽の割合や根づきの状況など生育状態を確認しながら、出来秋を迎えます。