看護職員が来ても、美帆さんはその場を離れられません。その理由は…。

母・美帆さん:「主治医の先生が学校でもう看護師さんがするのでOKだよってならないと、親は離れられないので」

渉くんに必要な医療的ケアを、看護職員が覚えるまでは親の付き添いが続くのです。また、この年、渉くんが風邪などで入院を繰り返し、症状が安定していないことからも付き添いが必要とされたのです。一方、学校からこんなお知らせも…。

母・美帆さん:「看護師が不足しているので、この日これだけ人数が少ないってなったときとかに、『この日、親御さん付き添えますか?』みたいなことらしいです」

看護職員が不足していて、人数が足りないときに付き添えるかどうか書かれていました。

母・美帆さん::「こうしていかないと、学校もやっていけないからっていう、悩まれてるところはあるみたい」