22年の豪雨で被害を受け運休が続いているJR米坂線について、新潟県の花角知事は改めて、JRによる復旧を求めたい考えを示しました。
22年8月の豪雨により今も一部で運休が続いているJR米坂線。

JR東日本は先月、復旧後の利用の見込みなどについて試算を発表し、「鉄道の大量輸送という特性を発揮できない」として

鉄道として復旧した場合、「持続可能性の観点からJRが運営することを前提にした復旧は難しい」との考えを示しました。

これを受け、花角知事は…
【花角知事】「かねてこの場で何度もお話している通り基本的にはJRによる鉄道の災害復旧と運営を求めたい」

「鉄道には災害時のネットワークとしての機能や地方創生の役割もある」としたうえで、改めてJR東日本による復旧を求める考えを示しました。

JR東日本は復旧には5年の年月と86億円という費用がかかるとしていて、県はJR東日本の見解も踏まえて議論を深めていきたいとしています。















