2023年6月、長崎県松浦市のコンビニエンスストアで店員と客に重傷を負わせ、店の現金を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われている男の裁判員裁判で、長崎地裁は4日、懲役19年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは住所不定・無職の川端健太郎被告(30)です。

判決文によりますと、川端被告は去年6月、松浦市御厨町のコンビニエンスストアに押し入り、男性店員と男性客をバールなどで複数回なぐり重傷を負わせたうえ、店の売上金などあわせて6万円あまりを奪ったとされています。

この裁判は裁判員裁判で行われ、検察側は「無関係で落ち度のない2人に、命を落としてもおかしくない大ケガをさせるなど犯行は危険で悪質」「緻密とは言えないまでも相応の計画性があった」などとして懲役22年を求刑。

弁護側は「強盗の計画性は乏しく、冷静さを失った行動で強固な殺意はなかった」などとして懲役14年が相当と主張していました。

判決公判で長崎地裁の太田寅彦裁判長は「被害者2人は放置されていれば死に至る危険があり、犯行態様は極めて危険で悪質」「被告は目出し帽や手袋を用意するなど周到な準備を整えて犯行に及んでいる」とした一方「被害者に10万円ずつを支払い反省の態度を示している」などとして川端被告に懲役19年の実刑判決を言い渡しました。

弁護人によりますと、川端被告は今のところ控訴はしない考えだということです。
※この記事は午後8時30分に一部内容を追加しました。














