事業を譲渡する形で破産開始手続きに入った岩手県雫石町の温泉旅館「長栄館」が、事業譲渡の難航により6月15日で営業を終了する見込みであることが分かりました。
1952年創業の長栄館は利用客の減少などにより2024年2月20日に破産手続きを開始しました。負債総額はおよそ28億7400万円です。長栄館は盛岡地裁から事業継続の許可を受けて破産管財人により従業員の雇用も含めた事業を譲渡する形での破産手続きが進められていました。5月27日、長栄館に取引先など20人余りが集まり長栄館の代理人から破産手続きの進捗について説明がありました。
破産管財人によりますと、事業譲渡に向けては1社から最高金額となる2億円での入札がありました。しかし、長栄館の建物・土地の担保権を持つ地元の金融機関が最低価格を3億3000万円に設定した再入札を要求するなど、事業譲渡は難航していました。
関係者によりますと長栄館は資金繰りが困難になり今月15日での営業終了を判断したということです。従業員28人は解雇となる見通しです。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









