先月23日、新型コロナへの感染が判明した32歳の男性が、救急搬送されたその日のうちに心肺停止となり死亡していた件で、あらたに男性の容体が急変したことなどが分かりました。

男性は7月23日の夜、沖縄本島内の自宅で発熱や呼吸が苦しいなどの症状を訴え119番通報しましたが、救急隊が到着した時にはすでに心肺停止の状態で意識はなく、関係者によりますと搬送先の病院で死亡が確認されたということです。
県によりますと男性に症状が出たのは救急搬送される前日で、持病はなく、ワクチン接種歴もなかったことなどが新たにわかりました。
男性は救急出動を要請する約1時間前には自力で食事を摂っていたということで、症状は突然悪化したとみられます。
沖縄県内で30代の感染者が死亡するのはこれが3例目です。

県内では去年8月にも、那覇市で1人暮らしをしていた40代の男性が感染判明後に連絡が付かなくなり、その後遺体で見つかったケースがあります。
※8月13日追記
沖縄では8月12日にも30代男性の死亡が報告されています。
亡くなった30代の男性は先月7日に陽性が判明し、自宅療養中に自動で掛かってくる電話に息苦しさなどの症状を訴えたため、県などが直接連絡を取ろうと電話を掛けていましたが、応答は無く先月15日に死亡が確認されたということです。