侍ジャパンの栗山英樹監督(61)は日本時間10日、パドレスの本拠地ペトコ・パークを訪れ、ダルビッシュ有(35)と再会し、この日、104年ぶりとなる“2ケタ勝利&2ケタ本塁打”の偉業を達成した大谷翔平(28)についてコメントした。

栗山監督は「最初に誰も歩いたことのない道を歩くというふうにプロ人生がスタートして、本当に素晴らしい成績だと思いますが、ここからスタートなんでね。(大谷は)誰も歩いたことのない道を歩くと言ったんでね。ここから第一歩なんで、さらに大きなものを残してくれることを信じています」とコメントした。

大谷へかけてあげたい言葉を聞かれると「うーん。かける言葉は僕はないんで、引退するまで成長できるはずなんで、本人はわかっていると思いますけど、全て忘れて明日から一生懸命やりましょうと。そういうことです」と今後のさらなる高みへ期待した。

大谷はこの日のアスレチックス戦で自身メジャー初の10勝を飾り、1918年に“野球の神様”ベーブ・ルース(当時レッドソックス13勝、11本塁打)以来の偉業を成し遂げた。