5月28日夜に山梨県富士河口湖町では突風と見られる被害が発生し、倒木により男性1人が死亡しました。

この突風について気象庁機動調査班が行った現地調査の結果が発表されました。

突風の被害 29日 山梨・富士河口湖町


それによりますと28日19時10分頃、山梨県富士河口湖町で発生した突風の種類は、竜巻等ではなく、前線を伴った低気圧の通過により、風が一時的に強まったものと推定しています。

その強さは風速約 30m/sと推定されるとしています。



甲府地方気象台は突風をもたらした現象を明らかにするため、29日に職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として派遣し、現地調査を実施しました。

その調査結果は以下の通りとしています。

1 突風をもたらした現象の種類
「この被害をもたらした現象は、竜巻等ではなく、前線を伴った低気圧の通過により、風が一時的に強まったものと推定」しています。

根拠として、
▽竜巻等の突風の発生を示す特徴的な被害分布や目撃情報は確認できなかった。
▽被害の発生時刻は、前線を伴った低気圧が山梨県付近を通過中であり、
 被害発生地域を含む広い範囲で一時的に南西から西寄りの強風が吹いていた。
▽一時的に風が強まったという証言が複数得られた。

2 突風の強さの評定
「この突風の強さは、風速約 30m/sと推定され、風の強さを示す日本版改良藤田スケールでJEF0(0~5までの6段階で最も低い)に該当する」としています。

根拠として、
▽非住家の屋根のトタンの飛散
▽物置の移動

被害のあった付近の河口湖特別地域気象観測所では、28日19時06分に最大瞬間風速 28.8m/(風向:西南西)を観測していました。

なお、甲府地方気象台では速報としてまとめたもので、後日内容の一部訂正や追加をすることがあるとしています。