夫を亡くした女性「検証してもらわないと無駄死になってしまう」

原告団に加わる条件は「救済認定を受けていること」で、女性も亡くなった夫の認定を受けて訴訟に参加したいと考えています。

(女性 64歳)
「ワクチン接種した後の経過もちゃんと検証して、次の世代の人にもやっぱり伝えていかなきゃいけないと思う。検証してもらわないと、うちの主人も無駄死になってしまうし、他の亡くなった人も浮かばれないと思う」
「まさかこんなに早く亡くなるとは思っていなかったので、2人で80歳までは生きるつもりだったので、いまから旅行にでも行ってと思っていた」

結婚してことしで37年。今は毎日、夫が使っていた部屋で過ごしています。

(女性 64歳)
「主人の代わりに、クマのぬいぐるみを置いている」

今月末で一周忌。真相究明を求めていく気持ちを固めています。

(女性 64歳)
「本当は一周忌終えたら、私も死にたいなと思っていましたが、裁判があると言うことでちょっと道筋ができたので、それを見届けるまでは頑張ろうかなと」
「主人は裁判を喜ばないかもしれないですが、浄土で会ったときに『こうだったよ』と報告したい」

2024年5月9日放送 CBCテレビ「チャント!」より