「健康でいるために打った予防接種で命を落とすなんて…」遺族の叫び

【東京地方裁判所 4月17日】
(大石アンカーマン)
「患者の会、そして遺族の会で結成されました原告団が、いま東京地方裁判所に入ろうとしています」

先月提訴された、ワクチンを巡る初の集団訴訟。

(青山雅幸弁護士)
「今回の集団訴訟は国の不正義を問い、それをただすための訴訟です」

2193人の死者、約3万7000件もの副反応報告が出ている中、患者と遺族あわせて13人が、ワクチンによる健康被害を薬害と認めて謝罪することと、慰謝料などおよそ330万円の支払いを求めて国を訴えました。

(接種後 息子を亡くした 東正秋さん)
「ワクチンの安全性だけを強調し、危険性の情報は皆無に等しかった国の責任は重大だと思います」

(10代の息子を亡くした女性)
「健康な体でいるために打った予防接種で命を落とすなんて、思ってもいなかった。10代で命を落とすことになった息子を返して下さい。どんな思いで、残された家族は毎日を生きているか、少しでも分かってください」