アメリカ軍の大型艦船が事前の情報提供なしに岩国基地(山口県岩国市)の港湾施設に入港したことについて、岩国市の福田良彦市長は28日、これが通例とならないよう国や米軍に情報提供を強く求めていく姿勢を示しました。

21日、岩国基地の港湾施設にアメリカ海軍の「ミゲルキース」とみられる大型艦船が入港しました。

これまで軍艦が寄港する場合は国から市に対して、事前に船の名称や目的、滞在期間などの連絡がありました。
しかし今回は事前連絡がなく、市からの問い合わせに対しても詳しい情報が得られませんでした。
それについて市民団体が情報公開の後退であり、なし崩し的に定期的な寄港につながる恐れもあるとして抗議していました。
福田良彦 岩国市長
「これまであった情報が今回なかったということについては、われわれも非常に腑に落ちないところは正直もっております。また非常に遺憾であるという思いも含めて伝えていけたらいいのかなという風に考えています」
福田市長は「原子力空母を除き、軍艦等の寄港を一切認めないということではない。物資の補給や休養などの一時的な寄港は問題ないと捉えている」と改めて市の基本姿勢を示しました。
しかし、「不安を感じている市民もいるので、情報提供しなくていいんだとならないよう国やアメリカ軍に基本的な情報提供を強く求めていく」としました。
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