南太平洋のフランス領ニューカレドニア。新婚旅行で訪れた日に暴動が始まり、2週間近く現地で足止めされている日本人旅行客がインタビューに応じました。
鈴木愛梨さん
「旗があがっていて祝日なのかと思った」
暴動が始まった13日、新婚旅行でニューカレドニアを訪れた鈴木さん夫妻。暴動の影響で空港はすぐに閉鎖されました。
鈴木愛梨さん
「空港の周りが焼きはらわれて灰になっているから、空港が閉鎖されてしまったんですよって、14日に連絡が来て」
2人は離島に渡り、2泊3日の滞在予定でしたが、そのまま現地で足止め。島で大きな混乱は起きていませんでしたが、中心部ではフランスからの独立派の決起集会が行われ、夕方の外出は禁止されていたということです。
鈴木翔也さん
「旗を掲げて人が集まっているくらいの印象だったので、ここまで過激なことになるんだと」
鈴木さん夫妻はきょう、フランス政府が手配した救援機で離島からニューカレドニアの中心都市ヌメアに到着。あすにはオーストラリアに向け出発する予定だということです。
一方、混乱が続くなか、23日、現地に入ったフランスのマクロン大統領。フランス系住民の投票権拡大につながる憲法改正に対し、先住民が抗議したことが、今回の暴動に繋がっていますが、マクロン氏は憲法改正を延期する可能性を示唆するなど、事態の沈静化を急ぎたい考えです。
注目の記事
アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









