周防大島町立病院の歯科医師が、歯科金属スクラップを不正に処分したとされる問題です。
町民らが町長を相手取り、歯科医師への損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論がありました。被告側は「町長は被告にあたらない」などとして、訴えを却下するよう求めました。
この問題は周防大島町立橘医院の男性歯科医師(50代)が、治療で不要になった金歯などの歯科金属スクラップを許可なく寄付したとして、2022年、町から懲戒処分を受けたものです。
周防大島町の町民らの訴えによりますと、歯科医師は、町の所有物である歯科金属スクラップおよそ30キロ、3000万円分を不正に売却して対価を得ていたと指摘。
売却代金は町に納めるべきとして、町長を相手に、歯科医師への損害賠償するよう求めています。
山口地裁で行われた第1回口頭弁論で被告側は「町長は被告にあたらない」などとして訴えの却下を求めました。
またこの問題を巡って原告団の1人が、歯科医師を業務上横領の疑いで刑事告発していましたが、山口地検によりますと、きょう付けで地検岩国支部に書類送検されたということです。
注目の記事
「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「壊滅的な気温上昇」それでも進まぬ再生可能エネルギー... あくまで“民間事業”かそれとも“支援”か 問われる国の再エネへの本気度【サンデーモーニング】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
