来年の奪還に向け『日本酒の神様』は
福島県で金賞を受賞した酒は、18銘柄で、去年より4つ増えました。

今回の結果について、酒造組合の顧問で県内の蔵元に酒造りの技術を指導している『日本酒の神様』こと、鈴木賢二さんは「今年はお米に対応できた」と話しています。
鈴木賢二さん「今年は前もってお米の性質を詳しく分析して、それに対応するというのが課題で、それなりに対応できたかなと思っています」
去年と同様今年も酒米はやや固めで、仕込みの時に水を減らすことで、より豊潤な味わいに仕上がりました。
しかし、わずかにその上をいったのが兵庫でした。新酒鑑評会の審査員の経験もある鈴木さんは「灘などに大手が多いので、全体でその技術力が向上した」と分析しています。
来年の日本一奪還に向けて、鈴木さんは「新しい酵母が開発されていて、その性質を把握すること、使い方も色々なところから情報収集して前向きに取り組んでいく」と話し、すでに来年を見据えていました。














