日本での選挙権は18歳 海外では何歳からの国が多い?
加藤キャスター:
投票率というキーワードが出てきましたが、第49回衆院選の投票率を、各世代別でみていきましょう。

60代から70代の方は軒並み70%を超えていますが、子育てという視点でみていくと、中心になってくる30~34歳は45%、35~39歳は49%ということで、50%を切っているわけです。

ここにもし0歳から入ってくると、どれくらいの投票率になってくるのかも注目ではありますが、海外に目を向けてみると、選挙権の年齢について18歳としているのが187か国中の166か国で、最も多いです。17歳がインドネシアやギリシャなど4か国、16歳がブラジルやアルゼンチンなど7か国ということで、0歳としているのは世界にも例を見ない状況でした。
井上キャスター:
子育て世帯の声を特に国政に届けるんだという理念は、とても賛同したいところなんですけどね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
問題提起としては大事なので、今の政治家、官僚も含めて、若い世代、次の世代に向けた政策をいかにやっていくか。そこはやはり、意識改革である程度できる部分はあると思います。
ホランキャスター:
やらなきゃいけないのはわかっているけれども、どうしてもそこに手がつけられないという現状はありますよね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
目先のことになってしまうというのはありますよね。
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<プロフィール>
星浩 さん
TBSスペシャルコメンテーター。1955年生まれ、福島県出身。
政治記者歴30年。