南城市の古謝景春市長に胸をつかまれるなどのセクハラ行為を受けたなどとして、市長の元運転手の女性が、市長と市に対し400万円あまりの損害賠償を求めた裁判が始まり、市長と市側は訴えを棄却するよう求めました。
訴状によりますと、当時、市長の運転手を務めていた女性は、2022年8月から12月にかけて、古謝市長から「一緒にお風呂入るか」といった言葉によるセクハラ行為を繰り返し受けたほか、車内で胸を後ろから強くつかまれたなどと訴えています。
女性が市に対し被害を申告したところ、契約期間の途中で業務委託を解除されたため、セクハラ行為やその後の市の対応により精神的苦痛を受けたなどとして、古謝市長と市に対し400万円あまりの損害賠償を求めています。
16日、那覇地裁で開かれた裁判で、市長と市側はいずれも女性の訴えを棄却するよう求めました。裁判に古謝市長と市長の代理人は出廷しませんでしたが、事前に提出した答弁書で市長側は「否定ないし記憶がない」としてセクハラ行為を否認しました。
これに対し女性の代理人は、否定と記憶がないでは「意味がだいぶ違う」として、今後明確に答弁するよう求めたほか、女性が被害を訴えても市長側から何も反応が無かったため提訴に至ったと説明しました。
また、古謝市長がSNSや議会で女性の人格を非難するような投稿や発言を繰り返しているとして、次回以降追加で損害賠償を請求するとしています。
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